深志同窓会関西支部 初冬のハイキング【修学院〜比叡山〜坂本】
日時:2019年12月7日(土)くもり

参加者:青木、子林、中野、赤羽、浅輪(記)

叡電修学院駅を降り、散り始めた紅葉を踏みしめながら鷺森神社の参道を上がり、まずは安全祈願。少し行くと比叡山への登山口である「きらら坂」の標識がありました。ここから山頂まで一気に700m近く上り詰めます。


急な山道を進むとすぐに汗が吹き出てきました。この辺りも昨年の台風で山が荒れたようで倒木が目立ちます。急坂の途中にあらわれる見晴らしスポットからは京都の町並みが一望でき、さらに登ると今度は琵琶湖の遠景が覗きます。ケーブル駅が見えると急坂は終わり、なだらかなスキー場跡を過ぎ、湖西の山群が見える広場で昼食を広げました。2時間半の行程でした。


このあとは山頂はパスし、延暦寺境内を通って坂本まで山道を下ります。延暦寺では国宝「根本中堂」が60年ぶりの大改修中ですが、10年かけての大改修工程を足場の中に入って見学することができました。大きな扉や柱の漆や彩色がきれいに剥ぎ取られてあり、銅板やとち葺きの屋根葺き替えの模様がたいへん興味深かったです。今回は軽めのコースで、皆さん足取りも軽く山を下りました。坂本の日吉大社参道の紅葉が今日いちばんの美しさでした。名物の蕎麦を有形文化財指定の本家「鶴㐂そば」でいただき解散。今年も無事に支部山行を楽しむことができました。